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東建ホームメイトカップ 2016
キョンテと幼なじみ! 朴ジュンウォンは「着実に階段を上る」
この日の多度は、朝からの強い風に、前半の2番では左に大きく持って行かれて、暫定球を打ったがカート道で跳ねて戻ってきたようで、運良くボギーにとどめた。
5番では、8メートルの長いバーディトライを決めるなど、一進一退のゴルフもオフは恒例のハワイ合宿で鍛えたコントロールショットが生きた。
「低い球を打とうというよりは、とにかくフェアウェイをキープしていくつもりでプレーしました」。
この国内開幕戦は、2008年にも経験しているがその際も、風が強かった。「まったく良いスコアが出せなかった、あのときのイメージを持って来ましたので、対応できたのだと思います」。
昨季は、主戦場のチャレンジトーナメントでも幾度か上位争いをするなど、力をつけてきた。
今季は2月にアジアンツアーとの共同主管で行われた「レオパレス21ミャンマーオープン」で、最終ホールのバーディを決めて、矢野東の単独2位を奪ったのがこの朴だ。
昨季2度目の賞金王に輝いた金庚泰 (キムキョンテ)とは中学時代からの親友だが「あのときから雲の上の存在でした」。
早く追いつけ追い越せ・・・と、言いたいところだが、この日は午前スタートの朴に対して、ますます風の勢いが増した午後から出た庚泰 (キョンテ)は、あれよという間に追いつき、追い越して行った。
昨年の賞金王はやっぱり鬼だ。
今年は朴も、早々に初シード入りにめどをつけたが、「欲を出しすぎるのもよくないので。着実に階段を上って、まずは確実にシード入りを狙うつもりです」。
親友の輝かしい活躍を横目に、マイペースを貫くつもりだ。