通算2オーバーからスタートした星野陸也は、「77」を叩いて通算7オーバーで4日間を戦い終えた。
3番で2打目OBのトリプルボギーを叩くと、6番は3パット。
7番で連続ボギーとし、やっと最初のバーディが獲れたのは、5つ落として入った後半の11番だった。
「後半は経験したことのないくらいの雨風の中で、途中まで100%のゴルフができた」と、14番では10メートル超を入れ、手前約6メートルのチャンスを奪った16番では一瞬、笑顔も戻った。
今年は欧州・DPワールドツアーを主戦場とし、この前の会場のデンマークで練った「低い球対策が意外と使えた」と、成果を実感しかけた途端に、ティショットを奥に落とした17番パー3でまた+3。
1日2度のトリプルボギーに続いて最後18番はボギーの幕締め。
3年連続3度目の出場で、初めて進んだ決勝ラウンドでもコースの洗礼は避けられなかった。
でも、「アゲンストだと40ヤードくらい戻されるような天候ではこういうショットになると分かったし、次に同じことを絶対しないというのが大事かな」と、ムダにしない。
「ミスも、良いショットもどちらもいい材料として反省し、また日本に帰って練習します」と、悔しさも土産にする。