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長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ 2016

今平周吾が地元小学校を訪問

112年ぶりにゴルフが正式種目に復活するオリンピックイヤーはなおさら、子どもたちに夢を届ける大会でありたいと願う今大会は、今年も開幕目前の28日火曜日に、プロが地元の小学生に会いに向かった。
開催コースは北海道千歳市のザ・ノースカントリーゴルフクラブから車で20分ほど。千歳私立祝梅(しゅくばい)小学校に駆けつけたのは、今もっとも初優勝が待たれる若手の一人だ。今平周吾。

いつになく、さっぱりと短く散髪して爽やかに、最初のスナッグゴルフ講習会は体育館に集まった約50人の高学年生に拍手喝采迎えられ、デモショットも上手くいった。レッスン会も和気藹々と進んだ。
そして問題(?!)の講演会も、あらかじめ話すことを決めておいたから大丈夫!
先輩プロの誰もがその実力を認めながら、誰もが口を揃えていうことは「周吾はな〜。笑顔はいいんだけどな〜」。
極度の口べたは本人も自覚していて、この日は小学生の前で、約20分の講演会もスタッフにお願いして時間を予定より、ちょっぴり縮めてもらうなどして、どうにかこなした。
子どもたちからの質問も受け付けて、ぼくとつに答えた。一問一答の一部を、ご紹介させていただく。

Q「今平さんにとってゴルフとはなんですか?」
A「生活のすべてです」

Q「休日は何をしていますか?」
A「ゲームしたりしています」

Q「ゴルフで一番大切なことは何ですか?」
A「ずっと諦めずに続けることです」

Q「セガサミーで凄い選手はいますか?」
A「みんな凄い選手です」

Q「目標とする選手はいますか?」
A「自分の身長が低いので参考にする選手はいないです」

Q「ゴルフをするときに一番気を付けていることは何ですか?」
A「平常心でプレーすることです」

常にモジモジと言葉少なだが、それがかえって子どもたちの心にまっすぐ届く。一見、控えめでも秘めたる意志の強さと、不動心はこれまた先輩プロたちの折り紙付きだ。子どもたちに囲まれて、はにかみながらも「今日はみんなに元気をもらえた」と、この日の出会いを本戦への力に変える。
「今週は好きなコースなので、上位に行けるように頑張ります」。
言葉は淡々としていても、けっこう本気。
プロとのじゃんけん対決で、サイン入りキャップをゲットした渡辺くんも大喜びで「今平選手を応援します!」。
最終日には、ぜひ会場に会いに来てください。

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