HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 2016

やっと自信が戻ってきた! 韓国出身のS・H・キムが3位タイに

初日は深いラフにもほとんど入れなかった。「ティショットが安定していたので、安心してプレーが出来た」と、13番ではバンカーから寄せきれなかった3メートル半のパーパットも、しのいだ。

ボギーなしの65は、午後スタートの組としてはトップの6アンダーで、初日を出た。

2014年のトップ杯東海クラシックで、日本ツアーは2年目にして初優勝を飾ったが、そのとき得た2年シードも今年まで。今季はまだ獲得賞金が1000万円にも届いておらずに大事なこの時期に、せっかく3位タイと上位で決勝ラウンドに進出するはずだった9月のフジサンケイクラシックで、2日目に失格したのは痛かったが、その後遺症もなく引き続き、上位争いで踏ん張っている。

昨季は、新しいメーカーのドライバーになかなかなじめず、苦しんだが、ようやく復調の気配に「以前の自信が出てきている」と、表情も明るい。「この勢いで、そのまま行きたいと思う」と、健闘を誓った。

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