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HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 2016
谷原が藤本が、出遅れたホストプロも決勝ラウンドへ
賞金1位の谷原は、前日初日になんと5連続ボギーを打った。同日後半に4連続バーディで懸命に取り返してきたとはいえ、この日2日目は一進一退のゴルフに「心が痛い・・・」と上がってくるなり、クラブハウスの隅っこのほうで、膝に手を突きしばらく立ち上がれなかった。
開幕前に発症した左肩の痛み。ショットの不振。Wの心労にぽつりと「心が痛い」。しばらく一人きりになりたい心境も、ホストプロはぐっと堪えて1アンダーで辛くも予選通過に「残り2日で追い上げたい」と、振り絞る言葉もどこか重たい。
そして、後輩のホストプロも波乱の予選2日をどうにか乗り越えた。
初日は前半の2番からボギー、ボギー、そして4番でトリプルボギーに「事件が起きた」。池に入れ、打ち直して乗らず、寄らず入らず。
初日は、4オーバーの100位タイに今年の大事なホスト試合はもう、終わったと思わせた。
しかし本人は「最近、こんなゴルフばっかり。慣れている」と、2日目は、ボギーなしの65を出して執念で居残った。
通算2アンダーは22位タイでの決勝進出に「僕の任務は終わりました」。なんて、とんでもない!!
予選通過で満足されたら、主催者のみなさんが泣いてしまう。
「分かってます。頑張ります」。
賞金1位の先輩と揃って、週末の上昇を誓った。