石川遼　everyone PROJECT Challenge Golf Tournament（賞金総額1000万円　優勝賞金180万円）は7日(金)、栃木県芳賀郡芳賀町のロイヤルメドウゴルフ倶楽部（7,202ヤード　パー72）でアマチュア10人を含む120人の選手が参加して開幕する。

昨年はアマチュアとして参加し、9位タイという見事な成績でベストアマチュアを獲得した星野陸也が今年はプロゴルファーとして出場する。今年7月のダンロップ・スリクソン福島オープン（ベストアマチュア）が終わった後にプロ転向し、今年はすでにツアー3試合を経験している。ツアー2試合目となるアジアパシフィックオープン　ダイヤモンドカップでは、2日目に66をマークして2位タイに浮上、3日目は最終組でプレーした。最終的には18位タイという成績だったが、プロとして初めての賞金を手にした。

その後、先週のトップ杯東海クラシックにも出場したが、予選落ちを喫した。「体が軽くなっている」ように感じた。アマチュアの時は経験のない、ツアーでの2週連続出場で体重が3キロ減って「これまでで一番少ない」67キロまで落ちていた。「思った以上につかれていた」。そこで地元・茨城に戻り、月曜日、火曜日とトレーニングに時間をかけ、体重をもとに戻した。下半身重視のトレーニングメニューを組んでもらい、機器を使い重い重量を少ない回数で行い、筋肉を取り戻した。

これで体調は万全。「昨年もいい感じだったので、今年はその上に行けるように」と8位以内を目標としている。「何事もなければ、マネージメントミスをせず、あとはパットが入れば」上位をうかがえる力はある。小さいころから石川遼にあこがれ、20歳になった彼が、石川が取り組んでいるeveryone PROJECTの一環である本大会でプロとしての初優勝を狙う。

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