午前スタート2組目。緊張の面持ちの中、ドライバーを振り抜くと周りからはナイスショットの掛け声…。ボールはキレイな弾道を描きフェアウェーへと転がった。
このティショットを打った時点で、チャレンジトーナメント最年少出場記録を更新した八坂小学校5年生のアマチュア・清水蔵之介くん。
77ストローク・6オーバーでフィニッシュしたアテスト後、話を聞いてみると、開口一番“たたいちゃいました。プロの試合に初めて出場しましたが、やはりシチュエーションが難しいですし、グリーンも速かったです。もっと練習しないとダメですね”と猛省の弁。
それでも、昨日掲げていた70台でラウンドするという目標はクリアしていたと思うが本人は既に明日のことを考えているようで…。
“明日は、今日やってしまったミスと同じことをしないことが目標です。そのためにもこれから練習してきます”と、足早に練習場へと向かっていった。

• 清水 蔵之介