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セブン・ドリーマーズ・チャレンジ in 米原GC 2016

小鯛竜也が2日目もスコアを伸ばし、単独2位で最終日を迎える!

 『セブン・ドリーマーズ・チャレンジ in 米原GC』(賞金総額:1,300万円、優勝賞金:234万円)の2日目。初日、トップタイでスタートした小鯛竜也がこの日も31・35の66ストローク。トータル12アンダーの暫定2位で最終日を迎える。

台風13号は温帯低気圧に変わり、前線を刺激。当地は朝方こそ青空も広がっていたが、途中から強い雨が降りしきるコンディションとなっていった。
そんな午前スタートの中で、もっとも雨が強くなった時間帯にスタートしていったのが小鯛竜也だった。
傘に打ち付ける雨音は激しい。だが、そんな強い雨をものともせず、眼光鋭く見据えたターゲットへとドライバーを振り抜くと、フェアウエーのど真ん中へとボールを運んで行った。
小鯛の好調なゴルフを支えている基本練習。どんな時でも素振りの感覚で振り抜く…ということが、2日目のスタートからも発揮されているようであった。
 “昨日のスタート時よりも緊張はしなかったですし、昨日の気持ちのままプレーすることができました”
 その言葉の通り、途中、中断を挟みながらも、前半は2番でイーグルを奪うなどして31ストロークをマーク。一気に後続を離すかに見えた。
 しかし、後半になると風が出始め、小鯛のゴルフにもブレーキがかかる。
 “10番、11番と連続でバーディを取ったのですが、風が出始めてからはショットが風に影響されてしまいましたね。18番のロングを取れなかったことは残念でしたが、ティショットが池ギリギリで止まってくれたことをラッキーだと思えば、まだツキもあるのかな…と思います”と終わってみれば、後半もスコアを1つ伸ばし、通算12アンダーでフィニッシュした。
 “明日が優勝に向けて一番大切になることは十分にわかっていますが、そういう優勝争いの中でも課題にしているスイングを貫き通して、納得できるゴルフにしたいですね”
 優勝はあくまでも結果。それ以上に自らが掲げる課題を貫いていくことの方が、今の小鯛にとっては重きを置いているといえるだろう。

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