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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2017

今平周吾は首位と6打差2位にも

2日目にして大差がついたが、追いかける24歳は「あと2日。まだまだ追いつける」と冷静だ。見上げる高山は、2日目にして通算14アンダーまで伸ばした。「2日間で、なかなか出るスコアではない」と、驚きながらも「このコースはフェアウェイをキープ出来れば、ストレスなく回れる。ピンに打って行ければチャンスも増えて、それをモノに出来れば差は縮まっていく」。

2日目も、ピンチらしいピンチもなく、2日目連続の67を出して「上出来です。明日も60台で回れれば」と、静かに意気込む。

今週は、きゅうきょ勝利の女神が駆けつけた。
帯同キャディの柏木一了さんが、直前にキャンセル。
その代わりにお願いしたのが今年5月の関西オープンで、共に初Vを掴んだ女子大生キャディだ。
小さな体で今回も、けなげにプロ仕様の重いキャディバッグを担いで歩くのは、若松奈々恵さん。
歩測や風の読みなどそこはベテランの柏木さんとは勝手が違うが「自分でやらなければいけないのも楽しい」と、急のタッグも順調そのもの。
先週のANAオープンではプレーオフ敗退も「次の試合になればまたいちから。引きずることはない」と、気分も一新。
目下3位の賞金ランクも勝てば、逆転1位と知ってはいるが、「そういうことは考えず、まずは毎試合でトップとの差を縮めていければ」。ひたひたと差を詰めていく。

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