きゅうきょ、キャディを引き受けてくれた勝利の女神に今回は、2勝目で報いることは出来なかった。
今平は先週に続いてまた負けた。

今週は大混戦になった日曜日の午後。14番は4メートルのバーディで一度は4人タイの首位を捕らえたが、498ヤードと距離もあり、ハザード尽くしの15番パー4では最難関の罠にはまった。ティショットをバンカーに入れて、2打目は出すだけ。3打目も寄らず、6メートルのパーセーブを逃してまたすぐに2打差の4位タイに沈んだ。

16番で今度は2打目をまたバンカーでも今度は2.5メートルを沈めてしぶとく粘っても、難しい17番パー3ではティショットを右ラフに外したばかりか、アプローチは奥のカラーまで行ってしまって、「またボギーで、終わりって感じです」。

今週は、エースキャディの柏木一了さんが土壇場のキャンセル。代打でお願いしたのが今季、関西オープンでの初Vをアシストしてくれた女子大生キャディの若松奈々恵さん。

若い2人で2度目の優勝とはいかなかったが、好調には違いない。
これで初Vから4度目、また3大会連続のトップ10入りも先週は、プレーオフで優勝を逃したばかり。
「何かが足りないから優勝できない。こういう負けを、生かさないといけない」。
次週は、エースキャディが戻ってくる。今度は柏木さんと、目下3位の賞金ランクの差をまた詰めていく。

• 今平 周吾