Tournament article
マイナビABCチャンピオンシップ 2017
マンデートーナメントを開催
この日の近畿地方は、超大型台風21号が、通過した直後でコース内の復旧作業のため、スタートが4時間遅れた影響で、9ホールでの決着となった。
この結果アウト、インともに上位5人ずつに本戦切符を与えることになった。
トップ通過を果たしたのは河野晃一郎と、中込憲、中西直人の3人。
河野はその年、賞金王になった韓国の裵相文(ベサンムン)とのプレーオフ6ホールの末に、ツアー初優勝を飾った2011年のチャンピオンでもある。
しかし今は出場権すら持たず、まもなくサードQTを控えている身。「ハーフ決着だから。1ラウンドじゃ持ちません」と、9ホールの短期決戦が奏功したと、冗談交じりに強調したが、やはり一度ここで勝っている強みか。
2番からの5連続バーディは圧巻だった。
貴重な機会を生かして「また優勝したいと言いたいところだけれど・・・」と、苦笑いで言葉を濁して「今年はこれが初出場なので、とりあえず予選通過を目指して上位を目指す」と、歴代覇者は控えめに語った。
中込もまた、河野と同じくサードQTの出場を予定しており、「2014年以来のレギュラーツアー。出るからには頑張りたい」と意気込む。
そして河野、中込と5アンダーで並んだ中西は、目下スイング改造中というが「非常にコースとの相性は良い。まずは自分が納得いくゴルフを」と語った。
以下、マンデートーナメント通過者
1位(5アンダー) 河野晃一郎、中込憲、中西直人
4位(4アンダー) 原田大介、榎本泰治
6位(3アンダー) 小浦和也、松川明敬、松原大輔、杉山佐智雄
10位(2アンダー) 板東拓也