Tournament article
マイナビABCチャンピオンシップ 2017
小平の単数形?! 小鯛竜也が首位タイに
この日は、共に首位で名前を並べたのは小平(こだいら)。目下、賞金1位の同い年とは名前が似通ってたこともあり、ジュニアのころから互いに互いの名前に反応して「え? 俺、呼んだ?」。仲良くなるのに時間はかからなかった。
小平いわく「俺は小鯛の複数形」。“ら”が余分に付いている分だけ優越感(?)も「ジュニア時代は小鯛のほうが俺よりずっと上手かった。俺はジュニアの中でも一番下手だった。反骨精神で頑張った」と、今やツアー通算5勝と今ではずっと先を走る小平を、今度は追いかけていく番だ。
「小平の活躍が、刺激になっているのは間違いない」と、今季初シードを狙う小鯛。
「以前は自分もと、ただ焦っていたのが、今では頑張れば自分もやれると思える」。初出場の今大会だが、コースは良く知っている。高校時代にここABCゴルフ俱楽部であった関西アマで、2位に入った。それでなくとも「ジュニアのころからよく回らしてもらった」。
名物の超・高速グリーンは、通常営業時も変わらないという。
免疫があった上に先週、練習ラウンドで回った高山忠洋に、アドレスで「もう少し、ボールから離れて構えてみたら」と言われて、そういえば・・・。
今週も、会場に駆けつけてくれた10年来の谷川健コーチに「俺もいつも言ってるだろ!」。
改めて、その指導の確かさに感謝した初日の首位発進。
家族や親戚も応援に駆けつけてくれた中で、良いところを見せられた。現在、賞金ランク62位は、踏ん張りどころ。ツアー初優勝もにらめる位置で、大きなタイをつり上げろ・・・!!