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カシオワールドオープン 2017

2年連続賞金王を狙う池田勇太が今年も自分以上に気がかりなことは

午後から大雨のプロアマ戦は、誰よりおもてなしに徹する賞金4位は、傘持って、竿持って、手一杯でもお客さんとお約束のハイタッチで盛り上げた。

ここで大雨といえば、やっぱり昨年。
中止となった最終日も雨だった。54ホールの決着でも初の賞金王獲りへの、大きな一手とした。

今年は、2年連続の王座を追いかける身として迎えた今大会は、今年も大親友の先輩のことも気がかりだ。
今大会はシード権争いの選手にとっては、事実上の最終戦。昨年は自身との1、2フィニッシュで逆転のシード権を保持した正岡竜二が懲りずにまた今年も賞金ランク72位と苦戦している。

来季の出場権にむけて、より条件のよい上位60人の“第一シード”に入るためにも、ひとつ上の大学の先輩も正念場だ。
「今週は、お互いに結果としていい方向に行ければいい」。祈るように話した。


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