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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2017

32歳のルーキー?! 中島徹が4アンダー

大混戦の初日に、しっかり名前を載せた。宍戸で8年のキャリアがあるハウスキャディの川嶋貴子さんのアドバイスに真摯に耳を傾けながら、丁寧にホールを重ねた。

ファイナルQTランク16位の資格で出場権を得た今季、「周りはほとんど年下。年齢的にはかなり上ですけど、今年はルーキーみたいな感じでやっている」と、32歳が謙虚に笑った。

初出場の宍戸は噂通りに難しいが、嫌いではない。
「僕のゴルフは飛距離は出ないが、ボギーは少ない。ここではイケイケじゃなくてもゲームを作っていける。今日はフェアウェイキープ率もかなり良かった。僕の中ではここに照準を合わせてきた」。
最初の出場優先順位の組み替えまで残り試合も少なくなり、ここがひとつの正念場ととらえて踏ん張っている。

昨年、初優勝をメジャータイトルで飾った1学年下の塚田陽亮とは同じ長野県の生まれで、年齢も近く、ジュニア時代から、試合でよく一緒になった。

「去年は長野も盛り上がった」と、地元で起きた塚田フィーバーを目の当たりにして「自分も盛り上げていけたらいい」と、負けてられない。

8つ上のお姉さんは、女子プロの中島真弓さん。
「今もときどき一緒にラウンドしたり、ご飯に連れていってもらったり、陰ながら心配してくれている」。
優しい姉にも宍戸から良いニュースを届けたい。

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