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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2017
前夜祭でトークバトル!!
そのステージで、大会主催の公益社団法人 日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長を囲んで、出場選手のトークセッション。
藤田寛之と近藤共弘、小平智と、ジャパンゴルフツアー選手会会長の宮里優作が、翌9日にプロアマトーナメントを控えたスポンサーのみなさんに向けて開催コースの攻略法や、大会の豊富を熱く語った。
倉本会長はさておき、参加した出場4選手のうち、タイトルホルダーは、近藤ひとりだけ。同コースで今大会が行われたちょうど10年前は、ディフェンディングチャンピオンとして迎えた。
しかもその前年の2006年の今大会が、ツアー初優勝という巡り合わせに「思い入れがある」と、大会2勝目をにらむ近藤。
藤田は、メジャータイトルへの熱い思いも百戦錬磨のベテランらしく「まだ月曜日。ギンギンに気合入れても持たない。まずは、プロアマで頑張って、本戦の事はそのあと」といつものように、策を練るのもまずは、おもてなしに徹してから。
小平はツアー4勝のうち、2勝が5年シードのメジャーという勝率にも飽き足らず、次のメジャー3勝目は誰より新妻に捧げる気で満々だ。
昨年のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は惜しくも2位に終わって、まだ婚約中だった美保さんを「悲しませた」。
今週は、首位と3打差以内で最終日を迎えたら、応援に来ると約束してくれたと言い、「今度こそ、嬉し泣きをさせられるように頑張る」。
プロ日本一の称号は、新婚初Vにもこの上ないタイトルである。
そして我らが選手会長は、2試合連続の地元Vのチャンスに燃えている。
沖縄出身の宮里。
2週前に、住んで4年目の名古屋で劇的なツアー4勝目を飾ったばかりだが、「今回は紛れもない地元。親戚中が応援に来る。地元の利で頑張りたい。優勝したい」。
今週こそ、主役の座は譲らない……!!