Tournament article
ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦〜決勝) 2017
今平周吾が「勝ちたい」と静かな闘志
44歳の増田伸洋を破った。
マッチプレーランキング7位のシード選手として、この3回戦から加わった24歳は、前日火曜日のプロアマ戦で、初めて回った会場のここ浜野ゴルフクラブも「昨日は前のティだったから」と、お客さんと同じティからの18ホールでは、まだ特色を掴みきれなかったが「今日でだいぶ分かりました」と、探り探りの一騎打ちでもきっちりと勝ち星を持ち帰ってきた。
「マッチプレーはあまり、経験したことがないから分からない。運もあるかな? その日、調子良かった人が勝つかな」と駆け引きも、探り探りの準々決勝進出だ。
この日は2番で、先手を獲ってもすぐに増田に取り返されたり、前半じりじりした展開が続いただけに「最初から、あまり勝ったと思わずにやっていけば気にならない」と、今平には初戦にしてコツも掴んだ。
次は、これまたベテランが相手。
「宮本さんは、マッチプレーが強そうだし手強いと思いますけど、勝ちたい」。
24歳にも魅力の優勝賞金5000万円をもぎ取るためにも、「明日もあさってもずっと大事。気持ちを切らさずに頑張ります」と、いつものように静かに意気込んだ。