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東建ホームメイトカップ 2018
今年はいっぱいタイを釣る!! 小鯛竜也が強風下で65
最終日は、インコースからのいわゆる“裏街道”でのラウンドも決まり「昨日の時点で、僕は行くだけ。来週に向けて、スコアには関係なく、今やりたいスイングとかパットをやりきってみよう」。
良い意味の開き直りが、好結果を生んだ。
冬の“谷口塾”の成果を出した。
弟子の武藤俊憲の口利きで、初めて参加させらうことになった宮崎合宿。
「谷口さんに、“お前の構え方では入る気がしない”と。指導してもらったおかげです」と、17番では15メートルに乗せたイーグルパットを沈めるなど、グリーン上の冴えが難条件下で、攻めのゴルフを支えてくれた。
石川遼の史上最年少の選手会長就任に象徴されるように、出場選手の顔ぶれも、ますます若返ってきた今年の国内開幕戦。
間違いなくその一角を担う小鯛も、今季ツアーを盛り上げたい気持ちで一杯だ。
今週火曜日の選手会総会で、石川が今週からの発売の周知と、協力を求めた、お土産の大会ピンフラッグは、「僕にもサインを求めに来てくださった方が、ほぼほぼ持っていらして」。
また4日間とも、目に見えてギャラリー数の例年増も「明らかに遼選手会長の影響。みなさん、遼クンを見に来られている中で、僕たちも頑張ってみなさんから“JGTOのゴルフが好き”と言ってもらえるようにしたい」。
遼任せにはしたくない。
「来週は地元。今日、良いきっかけが出来た」と、この勢いで、次は大阪府茨木で開催される「パナソニックオープン」の健闘を誓った。