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日本オープンゴルフ選手権競技 2018
アダム再び
2013年のマスターズ覇者、豪州のアダム・スコット。
「日本オープンの舞台に戻ってこられて非常に楽しみ。素晴らしい選手がたくさん出るので、ぜひ会場で応援してください」。
主催者にはこのたびのエントリーフォーマットと共に、ビデオにして日本のファンに、そんなメッセージを届けたという。
日本ツアーは昨年、アジア共催のSMBCシンガポールオープンで、9位タイに入ったきり。09年の三井住友VISA太平洋マスターズの3位が最高。
今大会は初出場の14年が38位。15年が7位と、一昨年が予選落ち。
当然、2年越しのリベンジを狙ってくるはずだ。
アンカリングの禁止を契機にグリーン上で苦しんだ時期もあったが、試行錯誤の末に、今年はプレーオフシーズンにも進出。全米プロでは3位と、2つ目のメジャータイトルも狙えるまでに立て直してきた。
連覇による3つめのタイトルを狙う池田や、日本プロに続く最年長の大会3勝目を狙う谷口、5シーズンぶりに日本ツアーに戻った石川や昨年は2位、また先日終わったばかりのアジアアマを制してマスターズと、全英オープンの出場権を手にしたアマチュアの金谷拓実さんなど、日本の精鋭との競演もまたみものだ。