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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2018
ホストプロが“卒業”を示唆
2000年から始まったこのツアープレーヤーNO.1決定戦。「日本タイトル8冠(※)の目標を、モチベーションに頑張ってきた」。
偉業をにらみ、03年をのぞいて毎年、出場してきた。
だが屈指の難コースでは、06年大会の3位のほかは振るわず、この日も前半を1アンダーで折り返したものの、後半は足の痛みが出て41を叩いた。
初日5オーバーにとどまり、大きく出遅れ「出るからには優勝を狙いたい。だがこの試合で俺が優勝を狙えるということはない。自分の望むプレーが出来ない。卒業です」。
6月1日の2日目が、大会最後のプレーになることを、漂わせた。
「卒業と引退は違う。他の形で役に立てることもある」と、震災復興を掲げる「ダンロップ・スリクソン福島オープン」や、「ダンロップフェニックス」など、他ホスト試合への出場の可能性は残したが「この大会では明日がラストプレー。悔いはない」。
きっぱりと、2日目の1番ティに立つ。
<中嶋常幸の“日本タイトル”>
72年・全日本パブリック
73年・日本アマ
77年・日本プロ
82年・日本シリーズ
83年・日本プロマッチ、日本プロ
84年・日本プロ
85年・日本オープン
86年・日本プロマッチ、日本オープン
90年・日本オープン
91年・日本オープン
92年・日本プロマッチ
93年・日本シリーズ
05年・日本シニアオープン
06年・日本プロシニア、日本シニアオープン(他)