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関西オープンゴルフ選手権競技 2018
石川遼は「自分史上最大に曲がった」
「やりたいことがなかなか出来ない。一瞬出来ても続かない。他の部分に集中できない」。
1番で幸先よくバーディを先行させたが、その後は一進一退が続いた。
「OBするはずないところでOBした。フェアウェイ真ん中の木に当たって、左に思い切り跳ねた」と5番では、不運のボギーもあった。
「13番では、自分史上最大に曲がった」。
たまたまOBゾーンがなかったから、どうにかパーではしのげたが「自分が狙ったところより、100ヤードくらいは右に行ってる」と、ティショットは隣の15番のラフまで飛んだ。
「ねじれがハンパないというか、シャフトのねじれというんですかね。腕、手というか・・・。他のクラブより、10倍くらいはねじれている」と、原因は分かるが、対策も講じれない。
「これだけ出来ないのは初めて」。
いつもは、どんなに不振の中でも何かひとつでも、光を見いだし前を向く選手が「ドライバーだけは、フェースがどこを向いているのか分からないんです。何が起きているのか自分でも分からない」と、この日は困惑するばかりだった。