記事
Updated
東建ホームメイトカップ 2025
遼と航が首位発進「石川家にはいい日」兄弟対決へ、早くも高まる期待
ご家族も応援に駆け付ける中、「石川家にとってはいい日」と、目じりを下げた兄の遼。
一方の弟・航も「いつも自分の名前が載ると思っていない。ボードに自分の名前が載るっていいな」と、ほころんだ。
一方の弟・航も「いつも自分の名前が載ると思っていない。ボードに自分の名前が載るっていいな」と、ほころんだ。
インスタートの10番から第1打のミスが続いて11番ではボギーが先行したが、すぐに気持ちを切り替え、12番から3連続バーディ。
13番ではチップインも記録した。
さらに17番では奥から6メートルを決めるなど、今年3月から橋本専門コーチに指導を受けているというパットが好調。
後半も2、3番で続けて5メートルを決め、4番では1メートルのチャンスも逃さず、この日2度目の3連続バーディで上昇。
再び6メートルを沈めた8番では一時、兄に2打差をつける勢いだった。
3月末に参加した兄主宰のタイ合宿で、兄のコーチである田中氏に言われた言葉がヒントになっている。
「練習ではうまいのに。試合で考えが変わってしまうのでは?」との指摘には、「確かに、気持ちが出ちゃうというか。コントロールできないことまでコントロールしようとしているかもしれない」。
思い当たる節があり、「きょうはそこを意識した」と、ラウンド中のマインド改善にも気を配って歩いた。
今までは、「練習=ショット」と思い込んでいたのを、小技にも十分に時間を割くようシフトしたのも兄とコーチの影響だ。
また今回は、「脱・葉子」(航)と、今まではお姉さんに頼んでいたキャディをハウスさんにチェンジ。
「姉だと気を許せることもあるけど、意外と気を遣ってしまう部分もある。知らない人とやってみるのもいいのかな」と、試行錯誤で偉大な兄と並んで自身初の首位発進を成功させた。
13番ではチップインも記録した。
さらに17番では奥から6メートルを決めるなど、今年3月から橋本専門コーチに指導を受けているというパットが好調。
後半も2、3番で続けて5メートルを決め、4番では1メートルのチャンスも逃さず、この日2度目の3連続バーディで上昇。
再び6メートルを沈めた8番では一時、兄に2打差をつける勢いだった。
3月末に参加した兄主宰のタイ合宿で、兄のコーチである田中氏に言われた言葉がヒントになっている。
「練習ではうまいのに。試合で考えが変わってしまうのでは?」との指摘には、「確かに、気持ちが出ちゃうというか。コントロールできないことまでコントロールしようとしているかもしれない」。
思い当たる節があり、「きょうはそこを意識した」と、ラウンド中のマインド改善にも気を配って歩いた。
今までは、「練習=ショット」と思い込んでいたのを、小技にも十分に時間を割くようシフトしたのも兄とコーチの影響だ。
また今回は、「脱・葉子」(航)と、今まではお姉さんに頼んでいたキャディをハウスさんにチェンジ。
「姉だと気を許せることもあるけど、意外と気を遣ってしまう部分もある。知らない人とやってみるのもいいのかな」と、試行錯誤で偉大な兄と並んで自身初の首位発進を成功させた。
「僕から航に何かを言うことはない」という兄の遼。
弟の成長を静かに見守り続ける。
弟の成長を静かに見守り続ける。
弟も、兄の意を汲み「兄の考えとしては、たぶん、僕が今年とかに結果を出せるとは思っていない。とにかく自分のすることしなさい、と」。
ツアー通算20勝の兄の背中に学び続ける。
昨年大会では決勝ラウンドで、初の同組対決が実現したが、共に予選通過はぎりぎりで兄の最終結果は43位、弟は73位。
今度は、兄弟でのV争いへ。
早くも期待は高まるが、航は今年も主催者推薦をいただき出ている身。
「僕は実力がまだない。2日目終わったら、全然だめだと思っている。きょうはたまたま」と、自分にぴしゃりと「自分のプレーにもっと集中していかないと」。
兄の遼も、「うれしいけど4分の1が終わっただけ。喜びも4分の1に抑えて。まだまだ長いしいろんなストーリーがある」と浸らず、「スコア的には100点ですが、そこに対しての再現性はまだまだ。きょうまでよりさらに良い準備をしなきゃ」と、自身にも厳しい目を向けていた。