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フジサンケイクラシック 2018

木下稜介は「結果はどうでも負けは負け」

「10番のチップインで優勝を決めた。あれぞ勝つ人のゴルフという感じ」と星野を祝福した木下(右)次は自分だ!!
序盤こそ重永と、5打差から星野を追いかけた。「前半は思ったとおりにプレーが出来た」と、4番で下から6メートルのチャンスが決まったのをきっかけに、7番では長いバーディトライも決まって、3差まで詰め寄った。
しかし「10番で3パットのボギーにして」。星野がグリーンの外から、劇的チップインを見せたホールである。「そこから流れが変わってしまった」。明暗がくっきりと分かれた。
そのあと13番でもまた3パット。あっという間に8差がついた。「後半、崩れてしまう弱さが出た」。完全に突き放されて、17番も3パットのパー。18番は、3パットのボギー締めと、グリーン上でとことん悔いが残る結果に。

ファイナルQTランク3位の資格から、初シード入りを狙う今季。
自己ベストの4位タイで賞金484万円を上乗せれば賞金ランキングも一気に32位に浮上。でも「シードは意識せず、優勝したいと思っていた。結果はどうでも負けは負け」。
悔しさは、しばらく消えそうにない。

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