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日本プロゴルフ選手権大会 2018

マツヤマからの連絡を待ちわびる! 竹安俊也が2アンダー

すっぽり埋もれるメジャーのラフに入れても25歳はなんのその!
「後半、ショットが曲がったところもあったが、たまたま良いところにあったり、出せないほどではなかった」。
途中、大粒のひょうを振らせた雨雲は「手がかじかむほど寒かった」と、震えながらも踏ん張った。
8番では15メートルものバーディを沈めるなど「今日はパットに助けられた」と、日頃の鍛錬の成果を出した?!

昨年、一時帰国をした松山英樹に「体を鍛えろ」と言われてから慌てて始めた筋トレは最初、近くの公園をグルグルと走る程度だったが、今年からきちんとジムに通い始めた。

一般の方々に混じって参加出来るグループレッスンはヨガやエアロビなどメニューも豊富。
特に、太極拳は「パットに効く」と、持論を展開。
「気功をやって・・・多分、一定のリズムで打てるようになったというか」と解説はちょっぴりしどろもどろでも、何でもやってみようという若い意欲は伝わってくる。

昨季の賞金ランキングは57位に入って、初シード入りを果たした若手の1人はこの機に、住みよさや交通の便を考慮して今年の開催地があるここ千葉に、住まいを移したばかり。

“地元”で先輩からの連絡を待ちわびる。
「最近、松山さんからのメールが来ない。優勝くらいしないと、多分もらえないと思うので」。
プロ日本一の称号なら間違いなく、海の向こうにいる偉大な先輩から祝福のお言葉をもらえるはずだ。

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