ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦〜決勝) 2018

ホールインワンのおまけ付き。17位タイ決定戦で星野陸也がやっと快勝

ベスト16には残れなくとも、おめでた続きのリッキーこと陸也である。6日に臨んだ17位タイ決定戦。
「今日が一番すっきりしている。もう1日早ければ・・・」と悔やんだほど、この日は体もゴルフも絶好調。

ツアー初優勝を飾った先週は、やはり相当のアドレナリンが出ていたのか。「そのせいで、ただ気がつかなかっただけなのか」。今週火曜日にはようやく緊張も解けて、我に返ってほっとした途端に、「疲れがどっと来て。あれ、なんか腕も痛いな・・・」。

台風のプロアマ戦はどうにかやりきっても、よりによって本番直前に疲労のピークが来てしまったのは残念だった。
タイのワナスリチャンとの3回戦に敗退した傷心の前夜は、コースの風呂で心と体を癒やし、ホテルに帰ってしばしの夕寝。美味しい食事を挟んでまたぐっすり休めば22歳はたちまち回復だ。

3回戦で悩んでいたアイアンの距離感もこの日は解消。
小林伸太郎を相手に圧勝の7&5は8番ホールで自身ツアーで初のホールインワン達成という、ビッグなおまけ付きもすぐには「信じられなくて。一応OKはしなかった。ピンの向こうにボールが隠れていたらいけないと思って」と慎重に、喜びも改めてグリーン上までとっておいたほど。

開催前に設定されたホールインワン賞100万円は、12番ホールのみ。しかし、星野の快挙に喜んだ半田晴久・ISPS会長が、きゅうきょ100万円のご褒美してくださることになったばかりか「今日からすべてのパー3で、賞金を出すことにします」。なんと出場全選手にとっても、美味しい美味しい1打となった。

プロアマ戦の表彰パーティでは、今季初Vの秋吉と出水田と共に、壇上に呼ばれて、高級腕時計のプレゼントも頂いたばかり。
「2回もお祝いしていただいた」と恐縮しきりで「来年もまた、大会に貢献できるように頑張る」。
これから帰って改めて、家族との祝宴にさらに大きな土産をプラス。
「勝ってから時間がなかったので。ゆっくりとお祝いしたい」。星野家のお祝いムードが加速した。

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