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ANAオープンゴルフトーナメント 2019

時松隆光は大会2連続のプレーオフでまた敗れる

時松は、震災で中止となる前年の2017年に続いて、またプレーオフでの敗退となった。
5打差の11位タイから追ってきた浅地が3つ前で通算16アンダーの首位として上がるとそこから順に一人増え、2人増え、3人、4人…ついに、最終組の時松で5人となった。

史上まれにみる大混戦も本戦の18番で、奥から3メートルのバーディトライを決めれば、時松の優勝だったが、「ボギーで脱落するのが嫌という考えがあること自体がダメ」。

打ちすぎを恐れてジャストタッチで合わせに行ったパットは、わずかに届かなかった。
史上最多の5人によるプレーオフへともつれて「人数的にも数打ちゃ当たるじゃないですけど、バーディしかない」。
1ホール目にフェアウェイからの2打目を果敢にピンに向けて打ったが、泥がついたボールは右ラフにわずかにこぼれた。
アプローチはうまく寄せても、2打目をピンそばにつけた浅地には、及ばなかった。
「洋佑があんなショットを打ったので。洋佑のバーディパットも簡単ではなかったので、優勝を讃えたい」。

初日から首位を走り、完全優勝を狙ったが、一昨年のリベンジとはいかなかった。
「勝ちたかった。またいろんな課題が見えた」。
大会2連続の敗退に、悔しさを隠さなかった。

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