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ダンロップフェニックストーナメント 2019
石川遼は雨中に消えたバーディ発進
石川遼は、通算1オーバーの34位タイからさらなる上昇を期して、インの2組目から雨のコースに出たが、2ホール目の11番パー3で会心のドローボールを打って、第1打を奥4メートルのチャンスにつけたところで、引き返してきた。
スタートの10番では1Wの第1打をフェアウェイに置いて、5Iの2打目をピン6メートル。チャンスを奪ったせっかくのバーディ発進も雨中に消えた。
初日は「74」。2日目「73」の通算5オーバーの49位タイでの決勝進出も、3日目にボギーなしの4アンダーを出して、よい兆候が見えていただけに最終日の中止は残念だったが「天候は本当に仕方のないこと。受け入れるしかない。でも今朝、練習ができたことと、4打だけでも打ててその4打も良かったので。今日来た甲斐はあった」と、プラスに転じて微笑んだ。
今季はいずれもV賞金4000万円の2戦を残して、賞金ランキングは1位の今平とは約6900万円差をつけられての5位。
逆転の賞金王は厳しい状況になったが「来週は長年サポートしていただいているスポンサーさんの試合(カシオワールドオープン 11月28〜12月1日 kochi黒潮CC)。まずは自分が良いプレーをすること。優勝を目指して頑張っていきたい」と、恩返しに集中する。