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関西オープンゴルフ選手権競技 2019
NYから古都奈良へ!! 今平周吾が現地入り
国内開幕から米と日本を行ったり来たり。相変わらず慌ただしいスケジュールも今週は、少し余裕をもって帰ってきた。
「前回はギリギリまでいて疲れたので。今回は早めに帰って、だいぶ時差ぼけも取れてきました」と、今平周吾。
先週の全米プロ(米NYベスページブラックコース)は、マスターズに続いてまた残念な予選落ちも、落ち込む間も与えず土曜日には現地を出発。
マスターズでは、日曜まで残ってウッズの復活Vを観戦したりしたが、帰国後すぐ出た翌週の「東建ホームメイトカップ」で、時差ぼけを長く引きずった反省を踏まえた。
今回、万全の体制を取ったのには、今週の「関西オープン」に、少なからず思い入れもあるから。
当時は京都・城陽カントリー倶楽部で開催された一昨年の大会は、キャディをつとめた若松菜々恵さんとの交際をひた隠しにしながらのツアー初優勝だった。
連覇を狙った昨年大会では、またV争いの末に2位。
「得意な大会でもある」。
婚約者との大切な思い出と共に、相性の良さも抜群だ。
今年の会場となる奈良県のKOMAカントリークラブは「グリーンが大きい分、見た目と縦距離が合わせづらい。セカンドが大事になってくる」と、火曜日からの2日がかりの1ラウンドで、コースの特性もつかんだ。
先週の全米プロは「距離が長くてちょっと、厳しかった」と、メジャー史上においても屈指の難コースについ弱音もこぼれたが、「グリーンを外しても、パーを取る。耐えるゴルフももっと、覚えていかないといけない」と、大舞台で賞金王の気がまた引き締まった。
今大会最終日の翌月曜には、三重県桑名市の桑名カントリー倶楽部で1日36ホールの全米オープン最終予選も控える。
賞金王には春からタフな日程が続くが「海外の選手はもっと、いろいろなところでプレーしている。そういうのにも、慣れていかないといけません」。
若さで乗り切る。