ツアーは、全米プロを挟んで1週空いたが、2試合連続Vの燃料は不足ない。
先の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」で悲願のツアー初優勝を飾った浅地。

当夜は女手ひとつで育ててくれたお母さんの伸子さんや、智子さんらとささやかな宴会を持ったあとは、18番グリーンの水シャワーでも祝ってくれた秋吉や出水田らジュニア時代からの仲間と二次会ではっちゃけた。
深夜過ぎまで都内で美酒に酔った。

直後に届いたメールは400超。自宅に届いた祝花で智子夫人との新居は「お花屋さん状態です」と、幸せ満開。

頂いた数々の"ご褒美"の中でも、特に浅地を喜ばせたのは、「千疋屋のメロン」という。
銀座の高級果物店から直送された高級フルーツは、おそらく時価で軽く10000円越え。「全部、一人で食べました」と風邪のときでもなかなかない（？）大人食いでテンションはマックスに…！

明けて1週間のオフはどこの練習場やトレーニングジムに行っても「百発百中で、声をかけられ身だしなみも、しっかりしないと」と、自覚も満タン。
本当に注目を浴びるのは、その後の活躍との自覚ももちろんある。
「特に今週は次戦ということもあって、予選落ちをしたら優勝はたまたまだった、と。言われてしまう可能性もありますので絶対に予選は通ろうと、気は引き締まります」。
メロン効果で、2試合続きの快挙を狙う。

• 浅地 洋佑