Tournament article

関西オープンゴルフ選手権競技 2019

新規開催のツアーがモチベーション! H・W・リューが単独首位に

今年38歳は、まだ老け込む歳でもないと思うが、本人は「腰が…。もうオジサンですから」。今週は、関西特有のアップダウンのきついコースに「やっぱり今日も後半から疲れて…」。
ゼーゼー言いながらも、単独首位で抜け出した。
「今日はアイアンショットが良くて、たくさんチャンスにつけられた」と、67で回った。

日本で活躍する韓国勢のベテランとして、今年はいっそう頑張りたい理由ができた。
今年、9月の開催が決まった「Shinhan Donghae Open(シンハン ドンヘ オープン)」は、日本とアジアと韓国との初の共催試合とあって、特に母国で活躍する若手選手の間で盛り上がりを見せているそうだ。

3ツアー共にシード権を持つリューは、日本選手たちからも頼りにされており、この日は8位につけた大槻智春から、「一緒に回ってください」と、すでに開催週の練習ラウンドの"予約"も受けた。
「ベテランプロとして、自分もしっかりと成績を残していきたい」との思いがモチベーションになっている。

記念の開催を前に、日本で2年ぶりのツアー通算3勝目が欲しいのはやまやま。
「全部の試合で勝ちたい」と、欲張りたい気持ちをぐっとこらえて「明日からまた、毎日地道に頑張ります!」。
残り2日も体力勝負に挑む。

関連記事