Tournament article

パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2019

もはや不動の首位発進。今平周吾はでも「勝つにはどうする??

意外にも、昨季の賞金王と石川遼の同組ラウンドは、今年初。昨年12月のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目以来だった。

初日から、大ギャラリーの雰囲気を今平周吾も楽しんだ。
「久しぶりに一緒に回って、ギャラリーも多いし、僕のバーディにも声援を送ってくれる。気持ちよく回れた」。

ボギーなしの65は、最終ホールの9番でピンそばのバーディ締めに、午後最終組の3つ前の組でも、夕焼け空の下で、今平も拍手を浴びて上がってきた。

これで3週連続の首位発進である。今季は、4度目。昨季の賞金王は、もはや不動の安定感。

先週の韓国では2年ぶりに婚約者を起用し、いつものプロキャディと違って自分で歩測をして番手を選び、風を、グリーンを読むなど、久々に自身の感覚に頼ってプレーをした。
「いつもは頼ってばかりですけど、ピン位置なども自分で細かく見ながら。それが今週、生きているのかな」。
再びの首位発進に評価を出しながら、今平ははや最終日に思いを馳せた。

先週も、結局6位に終わった。先々週は9位タイ。
3週前は、初日首位ではなかったが、6位タイ。
「勝ち切れない。最終日に伸ばせていない。最終日にどううまくプレーするか」。

賞金ランクは現在6位だが、今季初勝利ならば逆転の可能性は十分。
昨季は年1勝にとどまりながらも、初の戴冠を手にした。
「2年連続で賞金王を獲りたい」。
タイトル防衛にも、そろそろここらが潮時だ。

関連記事