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SMBCシンガポールオープン 2019

副会長の賞金王…! 今平周吾が到着

先週、ハワイからの強行軍を考えれば、この日は丁重にお断りをしても、主催者の理解は得られる状況だった。
大会前日は、水曜日のプロアマ戦。
しかし、今年は選手会の副会長に就任。
「なる前からプロアマに出ることは決まっていたし、副会長としてはしっかりと出たほうがいい。時間的にも間に合いますので」。
賞金王は、いつものように淡々と言ったが先週は、米「ソニーオープン」で自身の今季初戦を戦い、ホノルル空港を発ったのは、今週月曜日の午前11時。
経由地の成田で2時間ほどつぶし、またすぐ機上の人となり、やっとシンガポールのチャンギ空港に着いたのは、この日16日水曜日の午前3時ごろ。
ホテルで仮眠を取ったといってもほんの30分ほど。
それでも疲れも見せず、早朝から笑顔で同伴ゲストを迎えた。
日本ツアーの大事な海外初戦。石川を脇で支える身として、灼熱下でもてなしきった。

先週は、開幕直前にマスターズから特別招待を受けられることも決まり、「海外で戦うためには、もっと高い球が必要」と、課題と自覚もいっそう増しての現地入りだ。
今年、今平がかかげた目標は「年間3勝」という。
そして、今週のターゲットは昨年覇者だ。
「なかなか一緒に回れる機会もないので。上位に入ってガルシアと回りたい。優勝を狙っていきたい」。
日本が誇る賞金王としても、やすやすと連覇を許すわけにはいかない。

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