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elite grips challenge 2019
P・カーミスがコースレコードをマークし大逆転優勝
首位とは5打差の1アンダー31位タイからスタートしたP・カーミスが、10バーディ、ノーボギーの10アンダー62をマーク。いわゆる裏街道と呼ばれる10番ホールスタートから大逆転で日本ツアー初優勝を手にした。
カーミスは南アフリカ出身で、父親がギリシャ出身ということもあり2018年から国籍をギリシャに変更している。年齢は38歳で昨年のクオリファイングトーナメントを7位で通過し、日本ツアーは今年が実質1年目となる。これまでアジアンツアーのパナソニックオープンなどで日本に訪れたことはあったが、本格的に日本ツアーで戦うことを目標に参戦している。
今シーズンはツアーの「中日クラウンズ」と「ANAオープン」で最終日をトップで迎えているが、ともに優勝は逃している。ただ、その実力の高さは誰もが認めるところで、今回の優勝はツアートーナメントでの初優勝への大きなステップになりそうだ。