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elite grips challenge 2019

P・カーミスがコースレコードをマークし大逆転優勝

AbemaTVツアー 2019第12戦「elite grips challenge」(賞金総額1500万円・優勝賞金270万円)の大会最終日が兵庫県のゴールデンバレーゴルフ倶楽部(〒677-0033 兵庫県西脇市鹿野町字比延山1353-9)を舞台に行われた。

首位とは5打差の1アンダー31位タイからスタートしたP・カーミスが、10バーディ、ノーボギーの10アンダー62をマーク。いわゆる裏街道と呼ばれる10番ホールスタートから大逆転で日本ツアー初優勝を手にした。

カーミスは南アフリカ出身で、父親がギリシャ出身ということもあり2018年から国籍をギリシャに変更している。年齢は38歳で昨年のクオリファイングトーナメントを7位で通過し、日本ツアーは今年が実質1年目となる。これまでアジアンツアーのパナソニックオープンなどで日本に訪れたことはあったが、本格的に日本ツアーで戦うことを目標に参戦している。

今シーズンはツアーの「中日クラウンズ」と「ANAオープン」で最終日をトップで迎えているが、ともに優勝は逃している。ただ、その実力の高さは誰もが認めるところで、今回の優勝はツアートーナメントでの初優勝への大きなステップになりそうだ。

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