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ダンロップフェニックストーナメント 2020

隔離プレーの今平周吾は27位T

グリップには触れないように、そ〜〜〜っと。©JGTOimages
今頃、賞金王はどのあたりを走るのか。マスターズ帰りの連覇を狙い、厳戒態勢で入った宮崎から、帰宅途中の今平周吾。

行きは、自宅の新横浜から新幹線で博多まで来て、そこから自前のハイヤーで、3時間半かけて移動してきた。

まだ、隔離期間の明けない帰りは、「途中でどこか泊まったりしながら、時間をかけて車で帰ります」と、2日がかりで移動中。

アメリカから帰国直後の隔離が緩和される「アスリート用東京オリパラ準備トラック(通称アスリートトラック)」の適用第一号として大会に臨み、「出されていただけるだけで、ありがたかった」。

グリップ部分を避けての手渡しや、素手でボールを触ることを禁止されたり、毎ホール消毒を受けるなど、「いつもとは、違う状況だったので、大変だったと思います」と4日間、付き添ってくれた柏木キャディにも感謝を述べた。

時差ぼけや、長時間の移動に加えて、コース以外の外出禁止や、接触を極力避けた隔離プレーなど、数々の制限を経ながらのラウンドだったが、「今までこういう経験したことがなかったので、良い勉強になりましたし、こういう状況はまだまだ続くと思うので。これからの良い経験」と、話した。

連覇こそ実現しなかったが、通算5アンダーの27位で終えて、「ショットが安定しなかったり、ショートゲームもいまひとつとあまり調子が良くない中で、4日間戦えたのはよかった」と、安堵した。

残り1週間の隔離期間を過ごしたら、次々週の12月3日ー6日は「ゴルフ日本シリーズJTカップ」だ。
「日本の試合も残り1試合。体調を整えて万全の状態で迎えたいと思うので、応援よろしくお願いします」。
隔離明けの今年最終戦が待ち遠しい。

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