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バンテリン東海クラシック 2021

マンデートーナメントを開催

頑張るぞ〜〜(大会提供)
いよいよ新タイトルのお披露目だ。
コロナによる中止を経て2年ぶりの開催。
伝統の51回大会は、地元愛知県名古屋市に本社を構える「興和株式会社」を新スポンサーにお迎えし、「バンテリン東海クラシック」の新名称でリスタートする。

30日の開幕に先駆けて、27日月曜日に会場の三好カントリー倶楽部の東コースで本戦切符をかけた予選会「マンデートーナメント」を実施。

プロの部61人、アマの部34人の計95選手が出場し、プロ11人とアマ3人が狭き門をくぐった。

プロの部トップ通過を果たしたのは転向6年目の28歳、村山駿。
1日18ホールのストロークプレーで記録したボギーなしの8アンダー「64」は、「すべてパーオン。パットも2,3メートルのチャンスが全部入ってくれた」と、完璧な内容。

「自分的にも文句のない内容で、集中力を切らすことなくプレーができた」と、開幕に向けても期待を膨らませる。

本戦会場は、トッププロも難攻不落と恐れるお隣の西コース。
まだ高校生のアマ時代に2011年から2年連続で出場し、初出場の2011年には予選通過を果たして66位に入った。

「日本アマ」でもラウンド経験があるといい、「とても難しい記憶がありますがやることは変わらない。一打一打集中して頑張るだけ。優勝目指して頑張っていきたい」と、意気込んだ。

また、アマの部1位には、共に8アンダーの「64」で回った近畿大学1年生の山下勝将さんと、大阪学院大学2年の下家秀琉さんが並んだ。

山下さんの姉・美夢有さんは、プロ3年目の今年、こちらも興和が特別協賛をつとめる4月の女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を飾ったばかり。

この日は、お姉さんに負けじと山下さんも開幕前から片鱗を見せた。

2番のパー5で残り290ヤードの2打目を3番ウッドでカップイン。
規定打数より3打少なく上がる「アルバトロス」でスタッフを驚かせた。

プロの試合に出るのはしっかり予選通過をして23位に入った今年5月の関西オープンに続く2戦目。
「今週はベストアマを目指して頑張りたい」。

日体大3年の中島啓太さんがプレーオフを制した先週の「パナソニックオープン」に続くアマ快挙にも期待がかかる。

<マンデートーナメント通過者・プロの部>
1位 村山駿、永井直樹(8アンダー)
3位 松本将汰、弓削淳詩、三島泰哉、織田信亮、岡島功史(7アンダー)
8位 玉城海伍、大澤和也、吉田泰基、久志岡俊海(6アンダー)

<マンデートーナメント通過者・アマの部>
1位 山下勝将、下家秀琉(8アンダー)
3位 青山晃大(6アンダー)
  • プロの部1位の村山
  • 山下美夢有さんの弟、勝将さん。アルバトロスを達成!(大会提供)

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