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関西オープンゴルフ選手権競技 2021
星野陸也が99位に上昇(最新の世界ランキング)
前週の同95位から100位に下げた今平周吾と、140位→141位の石川遼を抜いて、14位の松山英樹、80位の金谷拓実に次ぐ、日本勢の3番手につけた。
来月10日時点に100番内なら、5月20ー23日の「全米プロ」の出場資格が得られる見込みだ。
「凄く出たい気持ちが強い」と、V会見でもその可能性を喜んでいた。
2016年のデビュー時から海外志向が高く、目標は米ツアーのフル参戦。
「アメリカを目指す、目指すと言っていて、なかなか行けてないのは不甲斐ない」。
焦れる思いを口にしながら、現実も見る。
初メジャーを経験した2018年の「全米オープン」では、深いラフからのショットに「一発で腰が張っちゃって、こんなところで毎回やっていたら、体が壊れる、と思いましたね」。
昨年の「ZOZOチャンピオンシップ」では、「向こうの芝質に当っていないと、芯に当たらなかったり、技術があっても通用しない」と、当地に合わせたクラブ調整の急務も感じた。
「やみくもにアメリカに行ったとしても、損しちゃう。トレーニングやストレッチでケガをしない体とかスイング、クラブも、しっかり準備をしていきたい」と、今は力を蓄え中。
「松山さんがマスターズで優勝して、本当はすぐにでも向こうで頑張りたいけれど、まず日本でしっかり勝てる技術がないと、アメリカに行っても通用しないと思うので」。
世界ランキングの上昇と共に、海外進出への方策で、24歳はますます頭が一杯だ。
そのほか、日本勢の最新の世界ランキングは稲森佑貴が164位、川村昌弘が193位につけている。