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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2021

折り目正しく好発進。杉山知靖、勝負の夏

勝負の夏です。©JGTOimages
ツアー後半戦も、折り目正しく初日を迎えた。
プロ6年目の杉山知靖(すぎやま・ともやす)が、首位と1差の2位タイで、大会をスタートさせた。

予選会のマンデートーナメントを勝ち上がった2018年以来、2度目の出場。
初出場の前回は、最終日最終組で回った。
16位タイには終ったが、「ドロー系の僕には打ちやすいホールが多い。相性の良いコースと思っております」。

2ラウンドに2位タイにつけた当時もそうだったが、相変わらず律儀な物言いと、礼儀正しいふるまいが際立つ。

背筋を伸ばして「こうやってコロナの中でも試合を開催していただいていることに、僕ら選手達は感謝しながら1打1打集中して明日以降も頑張りたいです」と、ペコリ。

所属コースのレイクウッドゴルフクラブではプロゴルファーとしてだけではなく、一人のスタッフとして、しっかりと社員教育も受けているから、コース管理のみなさんの苦労も肌身で分かる。
「昨日の雨を感じないくらいコース整備をしっかりしてくださって。グリーンも素晴らしくて」と労いも忘れない。

先月、選手会主催の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ チャレンジ」で、プロ初勝利を飾ったばかり。
勢いはある。
「この夏はちょっと勝負したいな、という思いがあります」。
丁寧な言葉遣いにも闘志が宿った。

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