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中日クラウンズ 2021

先週優勝の星野陸也は「先輩らしく」2週連続Vへ…!!(前日)

初日は初の年長ラウンドです
先週の「関西オープン」でツアー通算4勝目を飾り、世界ランキングは99位に。前週の148位から、一気に日本勢の3番手に順位を上げて、気持ちもたかぶる。
「まさか100位以内に入るとは。嬉しかったですね」。
本人も想定外のジャンピングを喜ぶ。

「行けるとなったら、挑戦したい。まだどうなるか分からないけど、帰ってきてそのあとの日本ツアーに出られなくなる可能性もあるけど、メジャーの舞台は挑戦したい」と、まずは5月の全米プロに照準を当てる。

さらに「これからの試合もトップ10をしっかりキープして、2勝、3勝としていけるように。金谷(拓実)くんにも追いついて、抜きたい」と、見上げたのは目下日本勢2番手につける後輩プロだ。

今週の初日はその金谷に加えて21歳の石坂友宏と回る。
「プロになって初めて全員、年下と回る」。
24歳にして、初の”年長ラウンド”が実現した。

2017年は、初日からジャンボ尾崎と青木功のレジェンドに挟まれた。
「今までは、ほぼ自分が年下で。常に自分が挨拶していて、間違って、その流れで年下にも敬語で挨拶してしまったり(笑)」と、その環境に慣れっこだったが、「去年くらいから、年下が増えてきて、やっと年下慣れしてきた」という。
いよいよ、貫禄が試される今週。
「先輩らしく、負けないよう頑張りたいと思います」。
2週連続Vで、威厳を示す。

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