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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2021

坂本雄介は悔しさ半分、手応え半分

 首位とは3打差の5アンダー20位タイからスタートした坂本雄介。トップとの差があることに加えて、2日間の短縮競技になったことでこの日は最低10アンダーで回らないと勝てないと予測していた。
「ほぼ予測通りでしたね。ロストボールがあったりアンラッキーもあったんですけど、でもゴルフの状態は悪くないと思います。めちゃくちゃ調子がいいというわけではないですけど、そろそろ優勝をしたいし、できそうな感触もあります」。

前の試合から中2週間あいたが、その間、先輩の平塚哲二と久保谷健一らのゴルフ合宿に参加した。技術的なアドバイスはもちろん受けるが、それよりも大先輩の2人のゴルフに対する姿勢が大きい刺激になっていると言う。
「朝の5時とか6時から走るんですけど、平塚さんは2周目に行ったり、久保谷さんは自分なんかよりも走るのが速いし、本当にあの2人は凄いって思います。年齢で言えばひとまわり以上、下の自分がもっとやんなきゃって思わされます」。
心技体とはスポーツの世界でよく使われる言葉だが、長く第一線で活躍するにはやはり土台が重要だということだ。坂本はまだ23歳で、若さで乗り切れる部分もあるだろうが、勝つために何が必要なのかを先輩の行いから少しずつ学んでいる。
今回は目標よりも伸ばせず2位タイに終わったが、次こそは優勝という結果で成長を証明したい。

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