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~全英への道~ミズノオープン 2022

プロ3年目木村太一が片山と石川に挟まれライバルを追う(ABEMAで生中継中です)

初シードを目指す、プロ3年目の木村太一が片山晋呉と石川遼との同組で、7位タイから3日目のコースに出る。


 

AMEMA生中継は8時からスタートです



大風の前日2日目も、初日に続く「69」を並べて通算6アンダーまで伸ばした。

 

前半インは11番から3パットの連続ボギーを叩くなど苦戦をしたが、折り返して1番で15メートルのバーディパットを沈めてから覚醒。

 続く2番で1Wを右に打ち出すミスで、昨年7月から教わる内藤雄士コーチの助言を改めて反芻した。

 「悪いときのクセ。パッキングして打たなきゃ」。

 内藤コーチにいつも言われている、アドレス時に肩甲骨をググっとはめ込む動作を意識し2日目の上昇につなげた。

 

日大では桂川有人(かつらがわ・ゆうと)清水大成(しみず・たいせい)と同期だった。

 3人で、多くの学生タイトルを分け合い、木村は3年時に2つ下の中島啓太さんを抑えて「日本アマ」で優勝。

2020年に3人揃ってプロ転向したが、初年度の昨季、清水が初シード入りを果たし、桂川は今季、賞金1位を走る。

 

「有人は今年の活躍が凄すぎて。大成にも尊敬しかない」と仰ぐが、34年時に3人一緒に学生寮の同部屋で過ごし、二段と簡易ベッドの位置決めを争うじゃんけんで、生活にも便利な二段の下段を獲得したのは木村だった。

 

プロ入り直後の出遅れに、焦った時期もあったが「今年の目標はABEMAツアーの賞金王です。少しずつ結果が結びついていますので、レギュラーでも、出れる試合でひとつひとつ頑張りたい」と、下から懸命に追う。

「いい仲間、いいライバルに負けられない」。

仰ぎ見るばかりではいられない。

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