最初の明暗は、9番。
ティショットを左の傾斜地に曲げた前半最後のパー5は河本とほぼ同じような位置から先に第2打を打ち、手前のバンカーへ。
そこから乗せられず、パーに対して、河本は難しい2打目を右に2オン。2パットのバーディに、逆転を許すとそこから一時4差をつけられた。
後半13、14番の連続バーディで息を吹き返して、16番では長いバーディトライも沈めた。
タイでもつれて18番に入ったが、最後のパー5で再び明暗が分かれた。
ティショットを左に曲げて、傾斜地のラフに落とした。
そこから手前のバンカーに入れ、3打で乗せられたが、先に打ったバーディトライは外れた。
河本にも2打目のミスがあったが右のラフからバーディチャンスは内側につけられた。
最終ホールの1差で敗退した。
20ー21年の兵役から復帰した今年は通訳を挟まず、取材もすべて日本語で通した。
「河本さんがとても上手でした」と、笑顔で勝利を称え「目標は優勝。次のチャンスも頑張ります」と、明るく前を向いた。