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フジサンケイクラシック 2022

サンヒョンは今季2戦目の大会2勝目ならず。プレーオフ負け

韓国の朴相賢(パク・サンヒョン)は、今季2勝目での一発シード確定を狙ったが、プロ2年目の大西魁斗(おおにし・かいと)にプレーオフで敗れた。


「彼はルーキーで、私の方がプレーオフの経験もあります。緊張もしていなかったので、勝つ確率は高いかなと思いましたが結果はこうなりました」と、観念した。

「大西選手はまだ経験が少ない中で、こうして優勝されたのでこれからも期待できる選手と思います」と、称えた。


2打差の首位から出た最終日は、1番で5メートルを沈めると、4番ではチップインバーディ。

一時は4差でゲームを引っ張ったが、6番、8番のボギーで徐々に差を詰められ、終盤の15番でついに並ばれた。


タイで入った最終ホールで、朴がセカンドを打つ直前に、前組でプレーする大西がボギーとし、1打リードをもらったが生かせなかった。

パクもボギーを叩いてプレーオフ。


18番ホールのサドンデスで、2打目をチャンスにつけた大西に対し、パクは右の刈り込みに落としたが、絶妙の寄せは見せた。
お先のパーセーブで結果を待ったが、バーディパットを沈めた大西の気迫の叫びを静かに聞いた。

「3年ぶりの出場で、3年ぶりの優勝ができなかったことは残念です」と、悔しがった。


コロナ禍で統一の20ー21年は1試合も出場できず、先月の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」で3年ぶりに復帰して、今季2戦目の今大会も、2019年の優勝から3年ぶりの出場だった。

「3年ぶりの2勝目ができなかったことは残念です」と、悔やんだが、単独2位成績は「自信になります」と前を向く。


次週、奈良県のKOMAカントリークラブ で行われる韓国とアジアと日本共催の「Shinhan Donghae Open」も、歴代覇者として臨む。

「来週も優勝目指して頑張ります」。
39歳は気丈に言った。


次もファイティーン

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