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日本オープンゴルフ選手権競技 2022

@杉浦悠太さん「僕も可能性はゼロではない」相乗効果は最終日も続く

圧倒的なスコアで大会を牽引する先輩にも負けていられない。


テレビ中継予定 7時00ー12時30分(ゴルフネットワーク) 13:50ー16:00(NHK 総合)


前日3日目の“ラス前”で、蟬川泰果(せみかわ・たいが)さんと2人1組のアマ対決を繰り広げた杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)さんもまた心を燃やしていた。


杉浦さん(右)僕もゼロじゃない


序盤は、スタートからエンジンがかった蟬川さんの猛プレーに加えて、兵庫県加東市出身の蟬川さんが連れてきた地元の大応援団にも気圧された。

「自分は落し気味で、置いていかれる感じでした」と、崩しかけたが、「自分、何してるんだろう…」と、後半最初の3パットボギーで逆に奮起。

3アイアンで1.5メートルにつけた13番から立て続けにチャンスを築いて3連続バーディで反撃。

通算4アンダーの単独3位と盛り返してこられた。


蟬川さんがワンオンイーグルを奪った319ヤードの9番パー4で刻みを選択した時、杉浦さんは蟬川さんから「狙わないの?」と、聞かれたそうだ。

でも、「自分は刻んでバーディーを獲ろうと決めていた。そっちの方が確率が高いと思って選んだので」と、相手を見て自分を変えたりはしないが、「蟬川さんはドライバーとかで、あまりフェアウェイを外さず、常にチャンスを打っていたが、自分はグリーンの外からアプローチをして堪えるばっかりだったので、やってるゴルフが違ったかなと思います」と、ひとつ先輩との差異を冷静に分析。


「2人で回っているので余計に意識するというか。スコアも離されていたので、ついていかなきゃという思いでやっていました」と、なんとか9差にとどめて3日目を終われた。


「自分も全部がうまくいけば、可能性はゼロではないかなと思う。ショットの調子も悪くないので、もしかしたらと思いながらやりたいなと思います」。

相乗効果は組が前後に離れた最終日も続く。


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