上の3人があまりに飛びぬけているので、うずもれた印象だが、6アンダーの4位につけた6人も好発進だ。
スコアを並べた岡村了(おかむら・りょう)は、6月6日に本戦の出場権をかけて行われた主催者推薦選考会で「68」を記録して4位通過。
レギュラーツアーでのデビューを果たした。
大会の地元福岡県の出身で、ここ麻生飯塚ゴルフ倶楽部は回りなれているそうだ。
「ドライバーを使うのは7ホールくらい。コースはよく知っている」と、地の利を生かして好スタートが切れた。
「明日もたくさん応援にきてくださると思う。頑張りたい」と地元ファンの前で、気合が入っている。
また、岡村に次ぐ5アンダーの10タイグループで2ラウンドをスタートする小林丈大(こばやし・たけひろ)は、開催コースの所属。
開幕前日には、地元小・中学校の特別学級に通う「チャレンジド・キッズ」とのスナッグゴルフ体験会で貢献し、本戦でも初日からしっかりと恩人らの期待に応えた。
前・選手会長で、大会の開催に尽力した時松隆光(ときまつ・りゅうこう)も地元出身。
福岡で誕生したチャレンジドな新規大会で、ご当地プロの活躍にも大きな期待が集まる。