「最初が良かったので、途中もうちょっと入れたかったですけど、そこは無理せず」。
最近、ショットが左に行きがちだが、幸い「爆弾みたいなのはまだ出ていない」と、ボギーを回避。16番できわどいパーパットを拾うと、また大きな拍手と歓声が起きた。
福岡県那珂川市の実家から、車で約1時間。
3日目の土曜日は、久しぶりに応援に行くと張りきったお父さんが別車で、時松よりも早く家を出たのに大雨でスタートが2時間遅れ。
途中のコンビニで、前を行くお父さんに慌てて遅延を連絡。
「僕もスタートまで3時間くらいありましたけど、その間にまたいろいろゆっくり考える時間ができた」とゆったり構えて、先着のお父さんにも良いプレーを見せられた。
コロナ禍で、昨年まで2期つとめた選手会長時代に時松が、誕生のきっかけを作った新規大会。
「地元での開催ですし、頑張りたい気持ちが強い。その気持ちを明日も良いほうにコントロールできればな、と思っています」。
4年ぶりのV4で、尽くしきれない恩に報いる。