Tournament article

パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2023

コース所属の51歳。渡部光洋が2年連続の決勝進出で証明する睡眠の質向上

小野東洋ゴルフ倶楽部の渡部光洋(わたなべ・みつひろ)は、3アンダーで回った前日初日から一転、「昨日と全然違ってぐだぐだです。フェアウェイ行かへん、グリーン乗らへん、寄らへん」と、馴染みのコースで三重苦。

「変なパーパットばっかり入った」と、最後18番も1メートル弱の嫌らしいのをしのいでどうにかこうにかイーブンパーの「72」。

辛くも2年連続で、決勝の舞台に居残った。



昨年は、コース所属の大御所、井戸木鴻樹(いどき・こうき)の代打だったが、今年は一も二もなく推薦リストに名前を載せ、「よう頑張っとる」と、井戸木もマスター室から渡部を応援。


大勢のメンバーさんや、地元の知人にも見守られて「ありがたいです、本当に・・・」と頭を下げて歩いた51歳。

先週は主戦場の「日本シニアオープン」で10位の成績を残して戻った。


連戦の体力回復に「睡眠の質向上」を掲げるが、「昨日は寝過ぎて10時間くらい。飲み過ぎましたね」と、決勝進出に乗じてコースメンバーさんのご縁でサポート契約を結ぶヤクルトさん人気の商品効果もしっかりとアピールだ。


昨年は7位タイでの決勝進出で、最後は48位に落ちたが、今年は通算3アンダーの48位タイでの予選通過。
「もうこれ以上下がることはないですからね」と笑うが今度は、尻上がりの上昇で恩人らを喜ばす大チャンスだ。

関連記事