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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2023

首位発進のヤン・ジホ「やるべきことをちゃんとやって・・・」愛妻の献身にまた応える

6月に行われた初の日韓共催「ハナ銀行インビテーショナル」で中島啓太(なかじま・けいた)を1差で封じて日本ツアー初制覇し、メンバー入りを果たしたヤン・ジホが、2勝目に向けて好発進した。


「中島選手が怖かった」ヤン・ジホが演出したピリピリとアツアツ 「ハナ銀行インビテーショナル」


以前にも、3年ほど日本ツアーでの出場経験があったが、シードには至らず、本大会も初出場。

「ショットは良くなかったですけどパットがよく入ってくれた」と、宇喜多と共に、9バーディボギーなしの「63」
でロケットスタート。

「ストレスなく回れた」と、首位発進を喜んだ。


初の高知で、せっかくの鰹のたたきも目もくれず、通い詰めるのは、日本の有名カレーチェーン。
日本ツアーで戦う宋永漢(ソン・ヨンハン)も大好物だ。
「そうそう、僕もココイチが大好きなんです!」。韓国勢にも絶大な人気があるようだ。


今季はV後も、母国の韓国ツアーを主軸にしながら、掛け持ち参戦。行ったり来たりの多忙なスケジュールをキャディとして支えてくれたのが、奥さまのキム・ヨジョンさんだ。

途中、体調不良もあったりしたが、1試合も休まずバッグを運んでくれている。

「まだ初日。また優勝できたら嬉しいですけど、今はやるべきことを、ひとつひとつちゃんとやって・・・」。
献身の妻に応える。


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