通算14アンダーまで伸ばして、最終ラウンドを前に石川遼と首位で並んだ。
今年は、欧州・DPワールドツアーの出場権利を得たといっても、QT選手の次枠に該当し、現状ではほぼどの試合も開幕直前に、資格が下りてくるといった状態。
初戦の中東は、現地に到着してすぐ宿を移動するなど、すったもんだで6位に入った。
現地待機も覚悟しながら計3戦に出場し、「オフはほぼない状態」と、例年より少ない調整量にとどまった。
それでも、ツアー通算6勝目を飾った昨年10月の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」の前後に「ほぼイメージ通りに固まりつつあった」という鉄壁のスイングフォームは、シーズンをまたいでもブレる気配がない。
開幕初戦から、ショットパット共に冴えて22位→12位と着実に上昇すると、3日目についにトップを捉えた。
昨年の今大会でもV争いして3位につけた。
2年連続で、開幕戦の最終日最終組に入った。
共に首位タイで最終日を迎える石川遼は、昨年11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」でも最終組で回り、プレーオフで敗れた相手。
「めちゃくちゃ楽しみ。ギャラリーの方にもぜひ見に来てほしい。自分も良いゴルフをして盛り上げたい」と、雪辱戦も満喫する。
「去年の開幕戦の分もリベンジ目指して頑張ります」。
今年は譲らない。