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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2023

韓国の宋永漢(ソン・ヨンハン)が通算2勝目で7年前の悔しさを払拭「僕はJGTO選手。日本で勝てて良かった」

32歳の宋永漢(ソン・ヨンハン)が、今季初となった20代不在の最終日最終組を制した。

47歳の小林正則と、43歳の宮里優作と共に通算14アンダーの首位タイから出て、2位と1差の通算17アンダーで逃げ切った。



2016年の日亜共催「SMBCシンガポールオープン」でツアー初優勝を飾ったが、シンガポールでの開催だった。

コロナ禍の渡航制限時もあえて、日本にとどまった親日家は、「僕はJGTO選手なので、日本の開催で勝ちたかった。2勝目まで長かったですけど、勝てて良かった」と、流ちょうな日本語のスピーチで安堵した。


同年10月の「HONMA TOURWORLD CUP」では、翌週月曜日までかかった2日がかり計9ホールのプレーオフで池田勇太に競り負け、悔し涙でしばらく立ちあがることができなかったほど。

「あのときのことがずっと忘れられなくて。今日は自分に負けないように。頑張りました」。
7年越しのリベンジをようやく果たした2勝目となった。


1差の2位に永野竜太郎。
3差の3位に宮里ら、4人が入った。
小林は、通算7アンダーで28位に終わった。

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