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ANAオープンゴルフトーナメント 2023

10時間睡眠で蘇る。44歳・谷原秀人「ちんたらしてくれたら」3差の3位

谷原秀人(たにはら・ひでと)が今季2勝目、通算19勝目を睨んで自身36回目、大会は宮本勝昌とのプレーオフで2位に終わった2014年以来、2度目の最終日最終組に入った。



44歳。

初日の降雨で残した第1ラウンドと合わせて34ホールを回った2日目は、さすがに堪えて夜は10時にコテンと就寝。

第3ラウンドのスタートは、13時10分とゆっくりだった。

「6時くらいには起きるだろう」と、あえて目覚ましもセットせずに起きたら8時。


ぐっすり10時間睡眠で、スタートから8メートルを沈めるなど、元気に8バーディ(2ボギー)の「66」をマーク。

日没から逃げながらのラウンドには谷原も「だいぶドキドキしましたけれど。終われてよかった」と、若手に紛れてしっかりとV争いに入った。


通算13アンダーで、なんとかプレーを終えた時には香妻と4打差あり、「結構しんどい。陣一郎がチンタラしてくれたら、みんなにチャンスが来ますけど」などと他人頼みの話しをしている間に、香妻が17番でボギーを打ち差は3つに。


「できるかぎりのことをやるだけです」。


通算18勝目を飾った6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」では、最終日を首位と2差の3位で入り、ハタチの長野泰雅(ながの・たいが)をプレーオフで破っている。

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