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三井住友VISA太平洋マスターズ 2023

中島がイーブンパーで2Rを終了。暫定首位に幡地、今平、吉田の3人。石川は暫定35位タイ

第2ラウンドは、15時05分にサスペンデッドが決定。濃霧による視界不良でアウト11組、イン10組の計61人が翌日にプレーを持ち越したが、現在賞金1位は、辛くもホールアウトができた。
中島啓太(なかじま・けいた)は濃霧の中、イーブンパーの暫定25位タイでフィニッシュした。



次第に視界がせばまる中で、あがり3ホールは16、17番できわどいパーセーブを続けて、中断間際に18番パー5に入った。

「セカンドからグリーンは見えなかったですけど打ちました」と、視界不良のボールは左に飛び出した。
とっさに「フォア!」の大声が出たが、何事もなく左のバンカーに着弾。

そこから約50センチにくっつけた。
凍える手に息を吹きかけ、バーディで締めくくれたのは大きい。


前半は、3つボギーが先行するなど苦しい展開が続いた。
「焦りはありましたが最後まで諦めずにプレーができた」と、踏みとどまれた。

現状では首位と7打差。
「明日以降も伸びる展開ではない。その中で明日、伸ばすことができればチャンスはある」と、2週連続優勝も諦めない。


なお、暫定トップはそれぞれホールを残している幡地隆寛と、今平周吾と吉田泰基の3人。
昨年覇者の石川遼も通算1オーバーの暫定35位タイで、13番ホールを終えたところで、翌11日の7時15分からプレーを再開する。

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